Counsel of the Soratami / 空民の助言
2004年9月19日 マジックCounsel of the Soratami / 空民の助言 (2)(青)
ソーサリー Champions of Kamigawa,コモン
カードを2枚引く。
Illus.Randy Gallegos (55/306)
なんだね。コレは。
ヤバイ、ヤバイですよ皆さん。
9版で《霊感/Inspiration(8ED)》と差し替えられそうです。
勘弁してください、ただでさえインスタントのドローカードが減り、
アーティファクトがあまりないのに《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》を使う人がいるくらいなのに・・・。
最後の希望、《霊感/Inspiration(8ED)》をも奪うおつもりですか!?
・・・まぁ、幻覚を見るのもコレくらいにして、まじめにドローについて考えて見ます。
●ドローカードとは
デッキは最低でも60枚を必要とし、同名のカードは4枚までしか入れることができません。
単純に計算してもほしいカードが手札に来る確立は、4/60=1/15です。
ターンを重ねるごとに確立はあがりますが、それでも低い確立であることに変わりはありません。
そこで、ドローカードの出番です。
単純に手札が増えるだけでなく、
相手より早くライブラリーが減るわけですから、
ほしいカードを引く確率も高くなります。
●ドローカードのプレイング
しかし、「カードを引く」というのは得るアドバンテージが大きいだけに、
支払うコストは少なくありません。
1枚カードを引くだけなら、0.7マナ位のコストで大丈夫なのですが、
2枚引くとなると一気に4マナ近く支払わなければならないのです。
特にドローは青に多く最近黒に喰わr、カウンターと併用することが多いので、
メインフェイズに大量のマナを食ってドローしても、
相手のターンにマストカウンター打たれてどうする事もできずに通しました。じゃ、話になりません。
そりゃ、終盤になれば4〜5マナ使ってさらにカウンターする余裕もありましょう。
しかし手札の減りが激しい序盤にドローカードが使えないんじゃ話しになりません。
だからこそ、ドローカードはインスタントである必要があるのです。
相手のターンの最後に打てればスキが少ないですからね。
●なぜソーサリーが多いのか
最近は
《流れ込む知識/Rush of Knowledge(SCG)》
《集中/Concentrate(8ED)》
《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》
《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
《夜の囁き/Night’s Whisper(5DN)》
を筆頭に、強力なソーサリードローが増えつつあります。
Counsel of the Soratami / 空民の助言とて例外ではありません。
なぜこんなことになっているのでしょうか、
あくまで推測ですが、
《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》というありえないほど強いインスタントドローを作って以来、
ドローがインスタントであることにトラウマを・・ってのは言い過ぎかもしれませんが、
インスタントのドローは非常に強力である。と認識されてきたのではないでしょうか。
ですが、ドローがソーサリーでは意味がありません。
正直、《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》ほど軽いか、
《未来予知/Future Sight(ONS)》ほどアドバンテージが得られるかでない限り、ソーサリーのドローは使いたくありません。
●で、Counsel of the Soratami / 空民の助言は・・・
こいつは3マナで2ドロー出来るカードです。
色拘束もありませんし、マナコスト:ドロー枚数 で見ると非常に強いカードであるといえましょう。
3マナならマナ漏出と一緒に使えるようになるまで5マナ、つまり5ターンもあれば使えるようになります。
3ターンで使える《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》や、
4ターンで使える《霊感/Inspiration(8ED)》には及びませんが、
色拘束はきついわ、4マナと重いわの《集中/Concentrate(8ED)》に比べればまだ使えるほうだと思います。
これからの青はこいつが担っていくのかもしれません・・・。
●カームバーック!
何度も言いますが、いくら強力でも
ソーサリーなら意味がありません。
それなら多少重くてもインスタントのほうがマシ、というものです。
で、
《好機/Opportunity(7E)》が戻ってきたら素敵だと思いませんか。
確かに6マナは非常に重い。しかし、インスタントでさらに4枚引ける!
これはもう再販していただくしかありません。
《霊感/Inspiration(8ED)》を抜くならせめてこっちを入れていただきたいものです。
※筆者は必要以上にソーサリーを低く評価する性質があります。この文章を真に受けないように。
ソーサリー Champions of Kamigawa,コモン
カードを2枚引く。
Illus.Randy Gallegos (55/306)
なんだね。コレは。
ヤバイ、ヤバイですよ皆さん。
9版で《霊感/Inspiration(8ED)》と差し替えられそうです。
勘弁してください、ただでさえインスタントのドローカードが減り、
アーティファクトがあまりないのに《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》を使う人がいるくらいなのに・・・。
最後の希望、《霊感/Inspiration(8ED)》をも奪うおつもりですか!?
・・・まぁ、幻覚を見るのもコレくらいにして、まじめにドローについて考えて見ます。
●ドローカードとは
デッキは最低でも60枚を必要とし、同名のカードは4枚までしか入れることができません。
単純に計算してもほしいカードが手札に来る確立は、4/60=1/15です。
ターンを重ねるごとに確立はあがりますが、それでも低い確立であることに変わりはありません。
そこで、ドローカードの出番です。
単純に手札が増えるだけでなく、
相手より早くライブラリーが減るわけですから、
ほしいカードを引く確率も高くなります。
●ドローカードのプレイング
しかし、「カードを引く」というのは得るアドバンテージが大きいだけに、
支払うコストは少なくありません。
1枚カードを引くだけなら、0.7マナ位のコストで大丈夫なのですが、
2枚引くとなると一気に4マナ近く支払わなければならないのです。
特にドローは青に多く
メインフェイズに大量のマナを食ってドローしても、
相手のターンにマストカウンター打たれてどうする事もできずに通しました。じゃ、話になりません。
そりゃ、終盤になれば4〜5マナ使ってさらにカウンターする余裕もありましょう。
しかし手札の減りが激しい序盤にドローカードが使えないんじゃ話しになりません。
だからこそ、ドローカードはインスタントである必要があるのです。
相手のターンの最後に打てればスキが少ないですからね。
●なぜソーサリーが多いのか
最近は
《流れ込む知識/Rush of Knowledge(SCG)》
《集中/Concentrate(8ED)》
《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》
《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
を筆頭に、強力なソーサリードローが増えつつあります。
Counsel of the Soratami / 空民の助言とて例外ではありません。
なぜこんなことになっているのでしょうか、
あくまで推測ですが、
《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》というありえないほど強いインスタントドローを作って以来、
ドローがインスタントであることにトラウマを・・ってのは言い過ぎかもしれませんが、
インスタントのドローは非常に強力である。と認識されてきたのではないでしょうか。
ですが、ドローがソーサリーでは意味がありません。
正直、《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》ほど軽いか、
《未来予知/Future Sight(ONS)》ほどアドバンテージが得られるかでない限り、ソーサリーのドローは使いたくありません。
●で、Counsel of the Soratami / 空民の助言は・・・
こいつは3マナで2ドロー出来るカードです。
色拘束もありませんし、マナコスト:ドロー枚数 で見ると非常に強いカードであるといえましょう。
3マナならマナ漏出と一緒に使えるようになるまで5マナ、つまり5ターンもあれば使えるようになります。
3ターンで使える《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》や、
4ターンで使える《霊感/Inspiration(8ED)》には及びませんが、
色拘束はきついわ、4マナと重いわの《集中/Concentrate(8ED)》に比べればまだ使えるほうだと思います。
これからの青はこいつが担っていくのかもしれません・・・。
●カームバーック!
何度も言いますが、いくら強力でも
ソーサリーなら意味がありません。
それなら多少重くてもインスタントのほうがマシ、というものです。
で、
《好機/Opportunity(7E)》が戻ってきたら素敵だと思いませんか。
確かに6マナは非常に重い。しかし、インスタントでさらに4枚引ける!
これはもう再販していただくしかありません。
《霊感/Inspiration(8ED)》を抜くならせめてこっちを入れていただきたいものです。
※筆者は必要以上にソーサリーを低く評価する性質があります。この文章を真に受けないように。
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